iCloud共有写真ライブラリ:プライバシーと、誰が何を見られるか
共有ライブラリでは、全員がすべてを見て、編集し、削除できます。そういう設計です。
要点
iCloud共有写真ライブラリに追加した写真は個人用ライブラリから移動し、作成者を含む最大6人の参加者全員が、それを表示・編集・削除できます。カメラは、参加者が近くにいるときや自宅にいるときに、新しい写真を自動で追加することもあります。退出するときは、すべてのコピーを残すか、自分が追加したものだけを残すかを選びます。
押さえておきたいこと
- 最大6人が、表示・編集・削除について同じ権限を持ちます。
- 「カメラから共有」は、1枚ずつ選ばなくても写真を追加することがあります。
- エンドツーエンド暗号化が保たれるのは、参加者全員が「高度なデータ保護」を使っている場合だけです。
しくみ
共有ライブラリは、個人用ライブラリと並ぶ2つ目のライブラリで、設定した人を含む最大6人で共有します。参加できるのは一度に1つだけです。あなたが追加した写真は個人用ライブラリから共有ライブラリに移動し、その全体のiCloudストレージは作成者が負担します。
iCloud写真と、iOS 16.1、iPadOS 16.1、macOS Ventura以降が必要です。それより古いソフトウェアのデバイスでは、共有ライブラリに移したコンテンツは見えません。
誰が何をできるか
- 参加者は全員、自分の写真に限らず、共有ライブラリのあらゆるものを表示・追加・編集・削除できます。
- 参加者が削除した写真は「最近削除した項目」に入り、そこから完全に削除できるのは、その写真を追加した本人だけです。
- 参加者を削除したり、ライブラリを削除したりできるのは作成者だけです。
カメラから共有:この設定を確認する
カメラは、写真を共有ライブラリに直接送ることができます。設定 › アプリ › 写真 › 共有ライブラリ › カメラから共有(iOS 17以前は 設定 › 写真)を確認しましょう。
- 「自動的に共有」は、ほかの参加者が近くにいるときに写真を追加します。
- 「在宅時に共有」は、自宅で撮った写真を追加します。
- 「手動で共有」なら、1枚ずつあなたが決めます。
どの設定でも、カメラアプリの共有ライブラリボタンを見れば、次の1枚の行き先がわかります。オンなら共有ライブラリへ、オフなら個人用ライブラリに残ります。共有したくないものを撮る前に、ちらっと確認しましょう。
自分の写真だけを表示する
写真アプリのライブラリ表示オプションで、個人用ライブラリ、共有ライブラリ、両方のライブラリのどれを表示するかを選べます。変わるのはあなたの画面の表示だけで、ほかの参加者には共有ライブラリのすべてが見えたままです。
退出する、または削除される
- 設定 › アプリ › 写真 › 共有ライブラリ(iOS 17以前は 設定 › 写真)を開きます。
- 「共有ライブラリから退出」をタップします。
- 共有ライブラリのすべてを残すか、自分が追加したものだけを残すかを選びます。
- 確定し、処理が終わるまでiCloudにサインインしたまま、iCloud写真をオンにしておきます。
作成者があなたを削除したりライブラリを削除したりした場合、参加して7日を超えていればすべてのコピーを受け取り、7日未満なら自分が追加したものだけを受け取ります。
暗号化
「高度なデータ保護」は、参加者全員がオンにしている限り、共有ライブラリのエンドツーエンド暗号化を保ちます。オンにしていない参加者が1人いるだけでそれは崩れるので、思い込まずに確認しましょう。
決して共有されてはならない写真
写真を共有ライブラリに入れないいちばん確実な方法は、そもそも写真ライブラリに入れないことです。Latentのセキュアカメラは暗号化された金庫に直接撮影するので、写真は写真アプリにも、iCloud写真にも、「最近削除した項目」にも現れず、「カメラから共有」に拾われることもありません。